2007年12月09日

ナドレ:両性具有者

ナドレとは、両性具有者を意味するようである。世界には男性と女性が存在するが、両性具有者であれば、それはある意味で「完全」を意味するのかもしれない。以下、「 ベルダーシュ(berdache)」より。
先住民のなかでも最大といわれるナバホ族には「ナドレ」と呼ばれる女装者で性の中間者がいました。ナバホの神話や伝説、あるいはナドレに関する記録からすると、ナドレは決して「女を真似る男」であったわけでなく、男女両性にまたがる両性具有的なイメージを持っていました。ナドレはナバホ神話のなかで男女のよき理解者であるとされ、実際に、夫婦の間でもめごとがあれば、ナドレがすぐに呼ばれその調停者になったのです。
 ナバホ社会においては、性による仕事の完全な分化により、男は狩猟・交易・戦以外に仕事がなく、女がそれ以外の一切の仕事を受けもっていました。女の仕事は、家事・農耕・子の養育・家畜の世話・工芸的な手仕事(革細工、寵作り、織物)などです。
 男はナドレとして生きることにより、女によって占有されている工芸などの美的な創造の領域に入り、ある面では他の男たちよりずっとクリエイティブに生きたのです。
 ナドレのなかには男色者もいましたが、男色が一般に認められているナバホ社会では、ナドレにならなくても同性愛者として生きることができ、同性愛者として生きるためにあえてナドレになる必要はなかったのです。
 ナドレは他の者たちから「彼/彼女」という双方の代名詞で呼ばれていて、ナバホ社会のなかでは、敢えてナドレの性別を決定する必要はなかったようです。
posted by jack at 22:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: ヴァーチェの中身ナドレについて参考になったなと思った記事があったので紹介しますね。 ナドレ:両性具有者(ソレスタルビーイングGUNDAM OOさま) 両性具有ですか。参考になりまし...
Weblog: なんかね、多面性がね
Tracked: 2007-12-09 13:23

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